日媒报道中国春节90亿人次大移动,日本成最人气出境目的地,“爆买”盛况却已不再?
发布时间:2025-02-06 08:10:53
中国で1月28日から始まった春節の大型連休が2月4日で終わる。2月中旬まで春節休暇を過ごす人もいるが、会社員や公務員などは2月5日から通常の生活に戻る。
中国从1月28日开始的春节长假到2月4日落下帷幕。虽然也有人的假期会持续到2月中旬,但普通公司员工和公务员等职业一般都在2月5日恢复了正常的工作生活。
今年は過去最多の延べ90億人が大移動すると言われ、海外旅行では日本が一番人気となった。東京や大阪などの街中で大勢の中国人観光客を見かけた人も多かっただろう。
报道称今年春节中国的移动总人数超过90亿,创下新的历史纪录,日本也是其中最具人气的出境游目的地。在东京大阪街头也总能看到大批中国游客。
日本のメディアでは、春節の数日前から「今年の春節」に関する記事が掲載され始めた。筆者も「今年はどうなる?」「今年の特徴は?」などの取材を複数のメディアから受けたが、今年に限った特徴はとくになく、例年の延長でしかない。
日本媒体更是在春节前几天就开始刊载“今年春节”相关的文章报道。笔者也尝试从多家媒体文章中挖掘一些“今年会是怎样的?”、“今年有什么特点”等信息,但看下来发现似乎没有什么特别之处,不过是往年的一些延伸。
だが、春節開始後にメディアを見ると、いまだに「爆買いは増える? 増えない?」「モノ消費からコト消費へ」といった、「爆買い」に関連した取り上げ方が目立つ。まるで2015年の「爆買いブーム」の時点で、時計の針が止まったかのようだ。
然而,春节假期正式开始后,多家媒体有关“爆买”的文章令人关注,其中大多是春节之后“爆买现象会不会增加?”、“从物质性消费转向服务体验型消费”的分析。仿佛从2015年“爆买热潮”出现之后,时钟就停止了转动。
なぜ、爆買いは起きていたのか
为什么没有发生爆买现象呢
当時、中国人の間で「爆買い」が起こった背景には、(1)中国人が経済的に豊かになったこと、(2)ビザ発給要件が緩和されたこと、(3)廉価で高品質な日本製品があること、(4)円安元高になったこと、などの複数の要因があった。しかし、15年の訪日中国人はまだ約499万人と、コロナ禍前の19年(約959万人)の約半数。日本では大きな話題になったが、それは日本と中国の「スケール感」が異なるからであり、人口14億人の中国からすると、訪日できる人は多いとはいえなかった。
彼时中国人之所以会在日本掀起“爆买”热潮有几大原因。(1)中国人经济水平有所上升;(2)签证条件放缓;(3)日本产品物美价廉;(4)日元贬值,人民币升值。但是,15年赴日旅游的中国人数量才约499万,只有19年疫情前(约959万人)的一半。之所以当时在日本掀起巨大话题,是因为日本和中国“规模感”方面的不同,其实放在拥有14亿人口的中国来看,当时能到日本旅游的人算不上很多。
彼らは日本のドラッグストアや家電量販店で化粧品やクスリ、温水洗浄便座、保温ボトルなどを、文字通り「爆買い」した。これらは自身のお土産だけでなく、まだ日本に来ることができない家族や友人、同僚に頼まれた買い物でもあり、転売目的の人もかなりいた。そのため大量買いしたのだ。当時は団体客が全体の約7割、個人客が約3割で、団体ツアーの参加者が多かったという特徴もあった。
如文字所述,中国游客来到日本,“爆买”日本药妆店和家电店里的化妆品、药品、温水坐便器、保温杯等产品。这些东西本身并不是日本特产,但这些来到日本的中国游客,有些是帮没办法来日本的家人、朋友和同事代买商品,也有人出于代购目的疯狂购物,所以才会出现大量购买的情况发生。当时赴日旅游的中国游客中,团体游客占整体的约70%,自由行游客只占比约30%,更多人还是选择跟团旅游。
だが、それからほどなくして、自由時間が少なく、有名観光地しか行かない団体旅行ではなく、個人で自由に日本を訪問したいという中国人が急増。ビザもさらに取得しやすくなったことから、次第に、同じ商品をたくさん買うという意味の「爆買い」は減っていった。
然而,这之后不久,越来越多的中国人不喜欢跟团游这种自由时间少,只能去著名景点的玩法,更渴望自己到日本旅游。再加上签证条件放缓,此前那种大量购买同种商品的“爆买”现象就开始减少。
観光庁のデータ(24年)によると、国・地域別の訪日外国人消費額のトップは中国人で全体の21.3%、金額は1兆7335億円となっている。このことから、中国人の「爆買い」は続いていると感じる人が多いのかもしれないが、その中身は変化しており、日本人が抱く「爆買い」のイメージとは異なるものになっている。
日本观光厅数据(24年)显示,从国家地域分类下来看,中国人稳坐赴日外国人消费额顶端,占总消费额的21.3%,金额高达1兆7335亿日元。很多人看到这个数据后误认为中国人的“爆买”还在继续,但其实质已经发生变化,已然和日本人理解的“爆买”完全不同。
中国人観光客のニーズを捉えられなくなった日本
无法捕捉中国游客需求的日本
彼らは同じものを数十個買うのではなく、自分の好みのもの(趣味)を買ったり、体験・経験(いわゆるコト消費)にお金を使ったり、温泉旅館などの宿泊費にお金を使っているのだ。その「コト消費」も最近始まったものではなく、17年頃に始まっているので、最近の傾向ではない。
如今的中国游客,不会再购买几十个同样的商品,而是选择购买自己喜欢的东西(爱好),把钱花在体验上(也就是服务和体验),或者把钱花在温泉旅馆等住宿方面。而这种“体验消费”并非最近才开始的,而是从17年就有,并非最近的一大趋势。
それなのに、日本人や一部の日本メディアがいまだに「爆買いは増えるか?」と考えるしまう理由のひとつは、観光地や観光施設がそうしたことを期待していると感じており、それに答える記事が求められている、と考えていることがあるだろう。春節=爆買いという言葉が脳裏に強くインプットされているため、春節がきたら、その話題に触れないわけにはいかないという固定観念だ。
尽管如此,日本人和部分日本媒体仍在讨论“爆买现象会不会增加”的原因之一可能是他们觉得景点和景点设施在期待这一现象的发生,且需要一篇文章来给出答案。由于春节=爆买这个观念在日本人心中根深蒂固,所以一到春节就会开始讨论这一话题。
このような理由から、中国人=爆買いという着眼点しかなくなっているのだと感じる。各観光地や宿泊施設の中には、肌感覚で「かつての中国人観光客とはもうかなり異なる」ことを理解しているところも多いはずだ。いまだに「中国人観光客が来るから、真っ赤な装飾でお出迎えしよう」と考えるところもあるかもしれないが、わざわざ日本観光を楽しみにやってきた彼らにしてみれば、「ここは日本じゃないの? 日本にも春節があり、日本人は真っ赤な飾りつけが好きなの?」と感じて、興ざめしてしまう。
出于这些原因,中国人=爆买这种观念已经不存在了。想必很多经典和酒店也切身感受到,“现在的中国游客已经和过去的中国游客大不一样了”。可能有些地方还会想“搞点大红装饰来迎接中国人”,但在专程来日本旅游观光的中国游客看来,就会觉得“这不是日本吗?日本也过春节,也喜欢大红色装饰吗?”,进而觉得扫兴无趣。
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