東京23区の過去5年間の「外国人増加率」が中央区、文京区、千代田区の都心部で急増していることが各区の人口統計の集計からわかった。外国人割合が高い区は新宿、豊島、荒川だったが、タワーマンションなど都心部の住環境や教育環境を求める中国人富裕層の動向が影響しているとみられる。

日本东京23区的人口统计数据显示，过去五年间，中央区、文京区、千代田区等中心区域的“外国人口增长率”激增。其中，新宿区、丰岛区、荒川区的外国人口比例较高，这一现象与中国富裕人群追求中心地区高级塔楼等居住和教育环境的倾向有关。

23各区の2024年6月1日時点の人口を5年前と比較した。それによると、23区全体で外国人人口は47万5457人から10万人近く増え、57万389人。5年間で約1・2倍に増加した。

将2024年6月1日时点的人口数据与5年前进行比对。可以看出，23区外国人口数量从47万5457人增长至57万389人，增幅将近10万人次。五年间外国人口增加了约1.2倍。

増加率が最も高かったのは銀座、日本橋などの繁華街やオフィス街、タワマンの多い臨海部がある中央区で、5年前の約7800人から約1・5倍の約1万1700人に増えた。2、3位は文京、千代田両区の約1・3倍で、いずれも都心の区だった。

增长率最高的有坐拥银座、日本桥等商业街区和临海塔楼的中央区，从5年前的约7888人增长至约1万7000人，增幅约1.5倍。接着增长率排名第二和第三的是文京区和千代田区，增幅约1.3倍，而这三个区均处于东京都心地带。

背景には、国内に在留する外国人約341万人の4分の1を占める中国人約82万人の動向がある。

这一现象的背后，是占据341万在日外国人口将近1/4的，约82万名中国人的动向。

中央区は外国人に占める中国人の割合が5年前の約43％から約51％に増加。文京区は約43％から約54％に増えた。文京区は東大や国立の小中学校などがあり、教育環境が充実しているとされる。

在中央区的外国人口中，中国人的比例从5年前的约43%上升至51%。文京区则从约43%增长至约54%。文京区拥有东京大学以及各大国立中小学，教育资源优越。

都内の外国人専門不動産会社の社長は「中央区が増えているのは臨海部のタワマンが人気のため。文京区は子供をよい学校へ通わせたい親が選んでいる」と話す。

东京都内一家专门从事外国人房产咨询的公司社长说：“中央区外国人口增多主要是因为这里有临海高级塔楼。而选择文京区则更多的是父母为了让孩子上更好的学校”。

一方で、区の総人口に占める外国人率をみると、新宿区約13％、豊島区約12％、荒川区約10％の順。新宿や、池袋のある豊島は、交通の利便性やネームバリューから依然、中国人に人気が高いというが、目立つのは2024年5月に初めて10％を超えた荒川区だ。

此外，从各区外国人口比例来看，新宿区占比约13%，丰岛区占比约12%，荒川区占比约10%。虽然新宿以及有池袋的丰岛区因其便利的交通条件和知名度一直以来就很受中国人偏爱，但值得关注的是，2024年5月外国人比例首次突破10%的荒川区。

同区は日本語学校や、日本語力の低い学生が対象の「留学生別科」を持つ大学が多くある。1位は中国人の約38％だが、韓国人のほか、ネパール、ベトナム、ミャンマーなどアジア各国の留学生らも増えているためとみられる。

荒川区汇聚了众多日语学校，以及可针对日语能力薄弱的学生的“留学生别科”大学。虽然中国人以38%的占比居于首位，但来自韩国、尼泊尔、越南、缅甸等亚洲各国的留学生数量也正在显著增加。

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