【日语新闻】新规落地,日本强制企业打造年龄友好职场,留住资深匠人

发布时间:2026-05-14 16:36:17

生涯現役で!願いかなえる“エイジフレンドリー”な職場とは

そう思う人が、あなたの職場にもいませんか。

「働き続けたいけれど、いまの働き方では難しい」

そんな方もいるのではないでしょうか。

人生100年時代といわれるなか、生涯現役で働き続けるためのキーワードは“エイジフレンドリー”な職場づくり。その現場を取材しました。

(おはよう日本ディレクター 富山愛茉美)

100人中2人だけの技

兵庫県内の鉄工所で47年働く岡畑一明さん(66)。

川の氾濫を防ぐために水量を調整するゲートの製造を手がける会社で、金属のゆがみをとる作業を担っています。

ゲートの安全性を支えるうえで要になる重要な作業で、わずかでもゆがみがあれば水漏れにつながりかねないため、金属の加熱と冷却を繰り返し、ミリ単位で調整をしていきます。

この作業はあわせて100人ほどが働く会社の中でも、2人しか担うことができない技で、会社も岡畑さんの技術を高く評価しています。

岡畑一明さん
「どうしたらいい製品が作れるか常に創意工夫をして、先の工程のことも考えて作業をしています。長年の経験からくる勘をもとに作業をしているので、人に簡単に教えられるものではないし、経験がないと分からない感覚だと思います」

斉藤鐵工所 齋藤維代表
「作業に無駄がないのが岡畑さんのすごいところです。長く働いているからこそ、製品の形状によって作業の方法を変える知識やそれを生かす技術を豊富にもっているので、会社としても大切にしていきたいし、一日でも長く働いてほしいです」

技を受け継いでいくために

岡畑さんはこれからも現役で働き続けたいと考えていますが、最近は視力の低下など、不安なところも出てきているといいます。

そこで、会社では岡畑さんの業務を見直しました。以前は、強い光が出る溶接の作業も担当していましたが、目の負担を軽くするために、その時間が短くなる業務に変更。

その分、後輩への指導の時間にあて、技術の伝承に努めています。

岡畑さん
「年をとってきたので目が悪くなってきたり、ちょっと手が震える時も出てきたりして、強い光が出る溶接の作業はしづらくなりました。
鉄やステンレスなど、材料によっても熱の加え方が変わってきますが、そのあんばいはとにかく数をこなさないと分からないです。余ったスクラップとかで自分で練習をしないと上達することはないです。
手取り足取り教えても伸びないので、仕事は“見て盗め”だと思っています」

後輩社員
「精度よく簡単にできる方法を考えているところがすごいですし、あと5年は会社にいてもらいたいですね」

会社では今月以降、60歳以上の社員を対象に体力テストや認知機能のチェックなども導入して、さらに“エイジフレンドリー”な職場作りを推進していきたいと考えています。

齋藤代表
「加齢に伴って自分の気付かないうちに体力や認知機能が下がってしまうこともあるし、年齢を重ねると労災のリスクもあるということで、対策を打つのは会社の役目だと考えています。
みんなにとって働きやすい環境整備に取り組んでいきたいです」

“エイジフレンドリー”な職場 求められる背景は?

厚生労働省によると、“エイジフレンドリー”とは「高齢者の特性を考慮した」を意味する言葉で、世界保健機関(WHO)などで使われてきたということです。

つまり、「年齢を重ねても無理なく働ける職場づくり」のこと。労働安全衛生法が改正され、今月から、この取り組みが企業の努力義務になりました。

なぜ、こうした取り組みが必要になってきているのか。背景には、60歳以上の働く人の増加があります。総務省の調査によると、去年、1200万人を超えて過去最高になりました。

人手不足が深刻になるなか、60歳以上の活躍が今後ますます期待されます。その一方で、体力の衰えなどによる労働災害も増えています。

2024年の厚労省の調査によると、労働災害で亡くなったりけがをしたりした人のうち、60歳以上が約30%を占めていました。転落や転倒による事故が多く、休業見込みの日数も長くなる傾向があります。

そのため、対策が急がれていたのです。

60代以上が半数! 先進企業の取り組みは

こうしたなか、5年以上前から先進的に“エイジフレンドリー”な職場づくりに取り組み、離職者を減らしている会社もありました。

甘納豆などを製造する、山梨県内の製菓メーカーです。

従業員およそ50人のうち半数が60歳以上で、そうした従業員の声を大切にしながら職場環境の改善を進めてきました。

その一つが、腰やひざの力を補うアシストスーツの導入です。甘納豆に欠かせない砂糖の重さは一袋20キロもあり、その運搬が、腰痛のリスクになっていたといいます。

アシストスーツをつける60代の社員
「つけていたほうが楽で助かっています。これがないと長時間働くのは難しいです」

また、高齢になると体温の調節が難しくなることにも配慮しました。

夏は、室温が40度近くになることもある工場内。現場からは「暑いので作業が大変」という声が上がっていましたが、設備の導入コストがネックになっていました。

そこで、国が法改正に先駆けて2020年から設けていた、設備の導入コストの一部を補助する「エイジフレンドリー補助金」を活用し、エアコンを3台設置しました。

その結果、室温がおよそ5度下がり、60歳以上の社員だけでなく、20代の若手社員からも好評だといいます。

腰痛悪化で退職も考えたけど…

さらに会社では、定期的な面談も実施。体調や家族の介護状況など家庭の事情などに応じて、柔軟に働けるようにしています。

社長と面談をしていた、長田美佐子さん(67)。気配り上手な人柄で、周囲から「美佐子さん」と下の名前で呼ばれるなど慕われてきましたが、腰痛が悪化し、一時は退職も考えていたといいます。

面談を経て、去年から週5日勤務を週4日勤務に変更。病院に行くこともでき、今のペースなら働き続けられると考えています。

長田美佐子さん
「平日のうち1日が休みになったおかげで、自分の心身ともに少しずつ変わってきたのかな。
朝起きて夕方帰る仕事があることが自分の生活の張り合いにつながるので、体が元気で動き続けるかぎりは、なるべく頑張りたいと思います」

この会社で働く社員の最高齢は78歳。こうした取り組みを進めることが、会社としての業績向上や離職防止にもつながると考えているそうです。

八雲製菓 石井勲社長
「60歳以上の社員たちも若い人に負けず、中心になって仕事をしています。会社にとっては人材が一番大事なので、そのためには長く働いてもらう環境を作り続けていきたいと考えています」

“エイジフレンドリー”な職場づくり 国の指針は

ほかにどのような配慮が望ましいのか。具体的な内容については、国が指針を出しています。

例えば、設備などの面では、
▼作業場所の明るさの確保
▼滑りにくい床の設置
▼階段の手すりの設置や段差の解消

働き方の面では、
▼勤務時間や作業内容の配慮
▼涼しい休憩場所の整備や水分補給を勧めること

ほかにも、
▼それぞれの体力にあった作業にするための体力チェック
▼補助金の活用をして職場環境の改善を図ること
などが盛り込まれています。

全ての世代にとって働きやすい職場へ

国の指針の検討会で座長を務めた産業医科大学の榎原毅教授も、こうした取り組みの重要性を指摘します。

産業医科大学 榎原毅教授
「設備面と働き方の面の両方が重要なので、どちらもバランスよく改善していくことが必要です。
年齢を重ねても会社がサポートしてくれるとわかれば、若い人たちにも安心感が広がりますし、必要なスキルを身につけていれば長く働ける、というメッセージにもなります。その結果、人材を集めやすくなったり、離職率が下がったり、仕事へのやる気が高まったりすることが期待できます。
“エイジフレンドリー”な職場づくりが進めば、高齢者だけでなく、すべての世代にとって働きやすい環境につながります」

年齢に関係なく、みんなが力を発揮できる職場づくり。今回の取材を通じて、こうした取り組みが広がっていけば、これからの働き方を支える大切な考え方の土台のひとつになりそうだと思いました。

人材不足が深刻化する中で、誰もが安心して働き続けられる環境づくりは、企業にとっても雇用の安定や生産性の向上につながるのではないでしょうか。


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